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サポーター

第11回サポーターミーティング

2013年9月14日(土)第11回サポーターミーティング

2013秋 サポーターミーティング

皆さんこんにちは、ガンバ大阪 代表の野呂です。大変ご多忙の中、このように多くのサポーターの皆様にガンバ大阪のサポーターミーティングにお越しいただきまして、誠に有難うございます。
また、ホームでも、アウェイでも、ネットでも応援し続けていただけるサポータの皆さんには、心より感謝申し上げます。春のサポータミーティングで、年に二回、春と秋にきちっとサポーターミーティングを行うとお約束しました。開催場所もまたこの万博記念競技場で、相当窮屈で画面も見づらく申し訳ありませんが、ご容赦願います。早いもので前回のサポーターミーティングから半年が経過しました。J2での闘いは言うまでもなく、初めての経験でいろいろ学べました。経営面では大幅な減収で経費を相当切り詰めないとやっていけない。チームもJ2の堅守速攻に戸惑い、最初の5試合が1勝4引き分け。スタジアム募金もJ2では企業からも、法人からも集まりにくい。こういった現状を踏まえ、どのようにして復活していくかの考え方を私の方から、そして強化本部、アカデミー本部、事業本部の順にその詳細を説明いたします。

12年と13年の経営の指標ですが、これを説明します。
まず、ホームの入場者数の平均ですが、昨年は14,800人入っておりましたが、今年は32節で12,800人と、ちょうど2,000人ですね、入場者数が減っております。これはアウェイの皆さんが来ることが少なくなっていることが大きな影響であります。その逆で、アウェイの入場者数、昨年J2は5,800人が平均入場者数でございます。これが14,400人ということで、8,600人もプラス、というか、倍以上になっております。こういう状況でございます。これはひとえにガンバの人気であったり、代表の人気であったり、なによりもサポーターの皆さんがアウェイの隅々までいっていただいている、この結果がですね、これだけ押し上げているんではないかと思います。年間席は6,400が少し減りまして、6,100。ファンクラブの会員数はちょっと減って、18,400人が500人マイナス。一方、サポーティングショップは、これは1,130が1,200。ガンバの旗がたっているようなサポートしていただけるお店は増えております。後援会のメンバーは全部で290人ということで、人数は変わっておりませんが、3ヶ月前からスタジアムの募金なんかに皆さんが立っていただいて、この後援会の皆さんがお金が集めて、募金団体へ募金をしていただけるような格好になっております。
クラブ収入が約ではございますが、去年が33億円。この10年来平均が33億円くらいの収入でありますが、ことしは28億円、5億も落ちております。主に放送権収入、それと後はスポンサーの大手のみなさんがJ2ですと減額。先ほどの入場者数が減って、ほぼ5億円くらいの減収になるんではないかと思っております。

あとチームの状況ですが、これは皆さんの方がよくご存知かと思いますが、長谷川監督に来ていただいて、チームスタッフ陣による新生ガンバのスタートということで、春キャンプから体力づくり、技術の向上、そして戦術の徹底ということを繰り返し繰り返し、これは継続的に今も行っておりまして、すこし上向いてきたと思います。あとチームコンセプト、この再構築と再徹底を行っております。ガンバの目指す、スピード、パスワークの攻撃サッカーに加えまして、全員守備のトータルサッカー、これは一人ひとりの個人に依存するのではなくて、誰が入ってもチームとしてトータルサッカーが出来るように、ということで取り組んで参りました。
3点目は次世代を狙ったチームの土台作り、ということでございます。若手選手、特にアカデミー出身の選手の積極的起用と。代表2名がいないとき、あるいはけが人が多いとき、振り返ってみますと、11人のうち7人がアカデミー出身、ということが何度もございました。また多様な組み合わせの選手起用、ということで、若手、中堅、ベテランがいりまじって新しいチーム作りを、土台作りをしております。結果、32節が終わりまして、19勝10分け3敗。勝点67でございます。後で出ます年初での目標90点ということでございますので、残りは23点。あと10節ありますから、7勝2分け1敗。これがミニマムですね。これ以上勝たないと90点には達しない、ということでございます。最終ゴールはやはりJ1でもJ2でも優勝するためには、試合数2倍くらいの点数を取らないといけない、ということでありますので、42試合あれば84点は最低でもとらないといけないなということでございます。勝点のほうも、だいたい2点とって1点とられる、2対1の関係でいいますと、大体トップにいれるということでございますので、得点も84点くらい、失点も42点くらいに収まれば、トップに出るのではないかと思っております。現在、72点が得点で、失点が34ですから、どちらも少し多すぎる、という感じですね。失点も少し多いということでございます。

スタジアムの件でございますが、あとで詳細は説明いたしますが、今日現在、111億円まで募金の目処が立ちました。残りは29億円まで参りました。来年の3月まで募金の期間はございます。残り6ヶ月でございます。その間に29億円を集めきって、なんとか4万人、ワールドカップクラスの国際試合、国際Aマッチが出来るスタジアムをぜひ作り上げる、ということが目標でございます。建設のほうでございますけれど、昨年4月に環境アセスメントというものを提出いたしまして、17ヶ月かかりまして、9月10日には最終の評価章をみなさんに公開いたしましてこれで環境アセスメントは終了しました。ようやくこれで行政手続きが行える、ということで年内に着工、起工式をいたしまして、これはまたご案内をいたしますが、22ヶ月の工期ですので、2015年の秋には竣工と。シーズン途中になるかと思いますが、柿落としができるのではないかと、今思っております。ぜひ募金のほうもよろしくお願いいたします。

最後に、ちょっと長いスパンでございます。東京五輪が2020年に決定いたしましたので、中期2015年だけではなく、2020年を見据えて、ガンバはこうありたいな、ということを1枚にまとめましたけど、ご覧いただけますか。左の下のほうからですね、昨年の反省を踏まえまして、たくましい強いガンバですね。これをもう一度復活、というのがまずございます。それと育成のガンバ。アカデミーのガンバを復活しようというのが基軸でございます。そして次世代をにらんだ常勝チーム作り、これが基盤にございます。そしてJ2優勝をして、1年でJ1に復帰、というのが第2の成長ということでございます。2015年、スタジアムが完成する、先ほども申しました竣工する2015年には第3の成長ということで、スタジアム元年をきしまして、ファンの皆さんが何度も何度も観戦に足を運びたくなるような、強くて魅力のある新生ガンバを確立したいと、この様に考えております。そしてもう一度、アジア、ACLチャンピオンを目指します。そして世界への再挑戦をこれを期に行っていきたいと考えております。もう一つ最後に、育成のガンバ復活というところから青い矢印を3本あげておりますが、やはりリオの五輪、あるいは東京の五輪、これに対して、今で言うU-16でしょうか。7年たったら東京オリンピックがございますので、それに向けたU-23、今で言うと、中3、高1ですね。大分育って参りました、このメンバーが五輪の代表になれるように、またワールドカップ2018に向けて、日本代表になれるように、ということで、育成のガンバを徹底的にやっていきたいとこのように考えております。これが私の基本的な考え方でございまして、以降、詳細を申し上げます。

チーム状況報告

それでは続きまして、強化本部梶居より説明を行わせていただきます。

改めまして、こんにちは。強化本部の梶居です。いつもホーム・アウェイ関わらず、熱いガンバへのご声援本当に有難うございます。本日は私のほうからチーム状況についてご報告させていただきます。

まず最初に今シーズン始まる前のサポーターズミーティングで今シーズン、どういう風にチームが戦うか、チームコンセプトについてご説明をさせていただいております。その振返りからしたいと思います。まず、今シーズンのキーワード、1年でJ1にあがるんだと。そして、圧倒してあがるんだと。それと、より強く、たくましくなったチームになって、J1にあがる、ということを今シーズンのキーワードとしてあげています。

そしてチームとして目指すチーム像、どういうチームを目指すかということなんですけれど、それについては、個人には絶対に依存しない、誰が出ても同じ共有の元、同じコンセプトの元同じサッカーが出来るチームをめざす、すなわちガンバのスタイルといわれる攻撃的なチーム、それが出来るチームにしたい、というのが今シーズンの目指すチーム像です。その中、今シーズン、具体的な数値目標というのを掲げさせてもらっています。先ほど野呂のほうから話があったように、勝点を90、この90というのを大目標に今シーズン戦っていきましょう、という数値目標を掲げました。

その中で、その目標に向かってゲームコンセプトですね。戦術的な話になるんですが、ここの部分において、攻撃、攻撃から守備、守備、そして守備から攻撃、それとセットプレー、この5つの項目についてそれぞれの状況に応じた明確な狙い、それをしっかりと定義をして、それにそって日々のトレーニング、あるいは試合、そういったものを臨んでいきましょうと。シーズン前に長谷川監督以下コーチングスタッフともすり合わせをして、こういう狙いをもってチーム作りをやっていきましょう、ということで今シーズン進めさせてもらっています。

その狙いをどういう風に具体的にとりくんでいくか、ということなんですけれど、これにつきましては、まずゲーム後のビデオミーティング、昨シーズンも行っていましたけども、今シーズンは特にこのゲーム後のビデオミーティング、それをいかしたトレーニング、ということで毎週毎週取り組んでおります。それと不利な状況、例えば、今シーズン、ワールドカップの予選も組まれています。そういったことで代表選手が抜けるときにどういうチームで、どういう風に戦うか、それぞれのポジション、専門のポジションはありますけれど、それ以外のポジションを誰がどういう風にカバーしてやれるか、とか、いろんなことを想定した、不利な状況を想定したチームの戦い方、そういった幅を作っていこう、ということでの取り組みもして参りました。

それと、日々のメディカルチェック、あるいはフィジカル管理、そういったものでコンディション管理ということももっと徹底してやっていこうと。それと最後の4番目になるんですけれど、これは非常に重要なポイントということで、長谷川監督を中心とした声を出す、要は語り合う、そういったコミュニケーション、それをとにかく取ろうと。コミュニケーションを図ることでチームとしての考え方、そういったものを意思統一して、全員で戦いましょう、という取り組みを現在も進めております。

ここからは現状の数字での報告になります。シーズン前にもご説明をさせていただいた今シーズンの目標、42試合あります。その42ゲームを6クールに分けて、7節ごとで目標を立てていきましょうと。一つの7試合、一つのクールで勝点15、すなわち5勝2敗ペースで、トータルで90を目指そうとしてやってきた数字です。ご覧のとおり、第一クール、非常に苦労しました。正直言って、下のカテゴリーを甘く見ていたわけではない。当然、今年スタートするときから厳しい戦いになる、環境、相手の戦い方、それは十分想定しておりましたけど、ここまで第一クールで苦戦するとは思っていませんでした。しかし、第2クール以降、徐々にチームのコンセプトであったりゲームのコンセプトであったり、そういったものが浸透してくるようになりました。特に第3クールで代表選手が抜けました栃木戦から5試合、この5試合、代表選手がいなくてもチームとしてしっかり結果を残せることができたと。その中で、特に若い選手、西野選手であったり、岡崎選手であったり、内田選手であったり、そういった選手がのびのびとプレーできるような、そういった環境でしっかり結果を残すことが出来た、ということで徐々にチームとして全員で戦うことが出来るような雰囲気になってきております。

これが9月14日本日現在の戦績表になります。32試合消化しました。残り10試合です。勝点が67、19勝。得点が72、失点が34、得失点が+38。この数字だけ見れば、ガンバらしい攻撃的なサッカーをやっている、と表現できると思います。しかし、この引き分け10引き分け、10試合の引き分けというのが今となっては勝ちきれないゲーム、この10試合の半分以上は勝ちきらなければならないゲームだったと分析しています。これにJ2だから、ということではないんですが、このカテゴリーでしっかりと勝ちきると、そういったチーム力というのを今、取り組んではいますけれども、勝ちきれるチームにしていかなくてはならない。そういう風に思っています。それと残り10試合で勝点23を目標の勝点90まで残り23です。7勝以上、8勝すれば目標をクリアすることになりますけれども、当初の目標であります、ぶっちぎってのJ1にあがる、というみんなの思い、これを達成するためには、どうしても勝点23を上げたいと思っております。

それでは、チームの現状分析、ここの部分では戦術的なことに関しましてはまだシーズン中でもありますので、割愛させていただきまして、チームの状態がどういう状態かということをご報告させていただきます。まず、ポジティブな部分、ここの部分につきましては、まず、チーム力、本当に監督以下コーチングスタッフ、あるいは選手含めてですね、非常にトレーニングの中から声が出るようになった。いろんな仕掛けをしているんですけれども、それが浸透してきております。チーム力の向上。それと次の世代をにらんだ若手選手の積極起用によるチームの土台作りですね。そういったもの。それと個人に依存しない、ということで、誰が出てもガンバのスタイルを表現できる、そういったチームになりつつあると。良い部分が今のチーム状態です。逆に、もっと高めていかなければならない、本当にまだまだ足りないな、と思う部分、個の能力アップ。特に若手、一生懸命努力して、チャレンジして、試合に絡んできています。しかし、まだまだ個の能力アップというのが必要だと痛感しております。今はいろんな意味で経験を積ませる場だと考えていますけれども、これが上のカテゴリーに上がったときにはもっとレベルの高い外国人選手を相手にしないといけないとか、日本代表選手を相手にしないといけないとか、そういった状況になるのは間違いないです。そういった中で、そういったところで対等に、対等以上に戦える個の能力アップ、これは今からやっていかなければならないと感じています。それとチームとしての勝ちにこだわるメンタリティー。これも非常に重要な部分だと。先ほどもいいましたけれど、10試合引き分けのゲームがあります。そういった中で勝ちきらなければならないゲームも当然あるわけで、そういった勝ちきれるだけの本当に強いメンタリティー、そういったものを今からしっかりとつけていかなくては来期J1、上のカテゴリーに上がったときに、もっと苦労するだろうな、ということが想定されますので、しっかり今から意識作り、ということをしていきたいと考えています。

最後にこれは2015年に向けて、ということで新スタジアム元年にむけて、ということなんですけれども、チームは徐々に変わりつつあります。間違いなく変わってきています。しかし、まだ完成版ではありません。そういう中で、若手選手が積極的にどんどんチャレンジできる、そういう環境になっているのは間違いありません。それとあわせてアカデミーにも次代を担う有望な選手が待機しています。そういう意味でも、これからのガンバ、今はそういうチームづくりをしておりますけれど、必ずこの2015年、スタジアム元年には、新しい、強い新生ガンバを皆さんにお見せしたいと思っておりますので、頑張っていきたいと思っています。今シーズン、リーグ戦残り10試合、それと天皇杯がございます。なんとしてでもこの目標を達成して、次のステージにつなげていきたいという思いで強化して参りますので、今後も暖かいご声援をよろしくお願いいたします。
以上です。有難うございました。

アカデミー本部

皆さんこんにちはアカデミー本部の二宮です。いつも色々とお世話になっております。私の持ち時間約10分ですけれども、大きく前半戦のふり返り、後半戦に向けて説明させて頂きます。

大きく4つに分けて説明して参ります。

アカデミーの考え方ですが、このようにピラミッド型となっております。ジュニアからトップまでの一環指導体制を築いております。

2番目に育成の基本コンセプトとして、秀でた人間の育成、トップチーム・日本代表・世界で活躍する選手の育成を目指しております。

3番目として秀でた人間の育成作りを目指しておりますが、中でも知育・徳育・体育このようなバランスのとれた選手育成・人間作りを目指しております。

4番目として育成年代の選手構成ですが、総勢約1,903名在籍しております。これは2013年4月の段階ですので若干変動はあります。近年ジュニアはスクールを開校しております。今年度4月からは枚方スクールを開校し、裾野をどんどん広げていっております。ジュニアユースは3拠点としており、その上にユースという狭き門になっております。約1,903名在籍しております。その下の写真に掲載されておりますが、現在トップチームに28名の選手が在籍しておりますが、そのうちの約半分13名プラス京都サンガに1名レンタルで行っており、その選手含めて14名になります。従って2人に1人はアカデミーの選手ということになっています。これは強化本部の方からアカデミーに対しどんどんチャンスを与えてくれて、可能性を持っている選手を引き上げてくれているようになっています。写真の一番下の右側のところですが、岡崎選手のようにユースの時には昇格することができなかったけれども、大学に行って人間的にもサッカー的にも成長してきた選手については、強化本部が定期的に視察して、またうちに帰ってくるという今年初めてのケースもありました。今後このような選手も増やしていきたいと思っています。

ここからは夏の全国大会の映像をご覧頂きます。
<映像>
:浦和レッズのとの対戦で、これは3-1で勝利したゲームです。準決勝横浜F・マリノスです。ガンバはフリーキックから先制して1-0となりました。これは同点にされた後に逆転されたシーンです。ということで残念ながらホームのマリノスに負け3位という結果になりました。続きましてジュニアユースの全国大会です。決勝トーナメントヴィッセル神戸との試合です。白がガンバ大阪です。これは準決勝FC東京との試合です。怪我人が多く出てベストメンバーで戦えず、残念ながら0-1で負け、ユースと共に全国大会3位で終わりました。

2番目としてジュニアユースの前半戦の結果です。ナイキプレミアリーグでは昨年度日本一になりましたけれども、今年度は全国大会予選リーグで敗退となりました。日本クラブユースは今の映像の通り第3位。関西サンライズリーグは現在のところで第1位となっております。

続いて個人としましては、先程、野呂からもありましたように、2020年東京オリンピックの世代、中学校3年生に堂安という左利きのテクニシャンの選手がいますが、このような選手がちょうど該当してくるように思います。また、9月8日名古屋にて日本の中学生東西対抗Jリーグオールスターなる大会がありました。東軍は夏の全国大会を優勝したマリノス、西軍は3位のガンバ大阪を中心としまして監督に鴨川、西軍ではチーム最多のガンバ大阪より6名選出して戦いました。結果は残念ながら1-3で負けましたけれども、このように6名もの選手が選出されております。

続きましてユースですが、先程の映像にもありましたように、夏の日本クラブユース大会第3位、プレミアリーグ現在第8位となっております。高校一年生主体の近畿国体予選は大阪選抜として、殆どガンバユースの選手が主体となっており、東京国体の出場権を手にしております。

個人的にはU-18日本代表として内田・小川、U-17日本代表として林、U-16日本代表、ちょうどこの世代も東京オリンピックの世代になってくると思います市丸・岩本・高木。9月下旬から東京で開催されます、国民体育大会には大阪選抜16名中8名がガンバ、セレッソが4名、高体連から4名となっており、大変楽しみな選手が高校1年生に、昨年日本一を3冠獲った選手がより多く集結しているように思います。

最後に今後の日程として、中学生年代の大きなタイトルとしまして高円宮杯全国大会があります。昨年は優勝しました。全国大会32チーム参加のJグリーン堺を中心にしまして、12月22日に始まり決勝は28日となっており。チームの方はこの決勝に行くために日々頑張っているところであります。

続きましてユースの方ですが、10月からJユースカップが始まってきます。40チーム参加でまず4チームのリーグ戦があります。10月13日アウェイ名古屋の試合がありまして、この青字がホームです。20日富山戦はトップチームの試合の後に後座試合としてカターレ富山ユースとあります。そして一週間後横浜FC戦の試合があります。昨年度はコンサドーレ札幌に退場選手を出し、負けましたが、今年はこのようなリーグ戦を経て、決勝の23日を目指しております。という事で後半戦の日程を説明しました。

最後になりましたけれどもアカデミーとしましては、試合で勝つことも大事ですけれども、一人でも多くトップチームに良い選手を供給して、トップチーム・日本代表・世界で活躍する選手の育成を目指しております。時々一般の方から自転車の乗り方が悪いだとか、電車の乗り方で態度が悪いとか、色んなご指摘があります。その都度指導してはいるのですが、なかなか十分に至っておりません。そういうことも気をつけながらサッカーを通して、教育もより一層重点に置きながら取組んでいきたいと思っております。今後ともアカデミーのご支援・ご協力宜しくお願い申し上げます。以上で説明に返させて頂きます。

事業本部の取り組みついて

事業本部の取り組みついて3点報告します。

まず、スポンサーの収益についてです。

昨年のクラブ全体の営業収益は、32億8,500万円でありましたが、本年度の営業計画は、4億9,100万円減収の27億9,400万円でございます。昨年はJ1に在籍していたので、J1平均の31億5,000万円なので、ガンバ大阪もほぼ平均の値となります。

その中で、詳細は

  1. 看板スポンサーの中の大きくはユニフォームスポンサーの減収が大きくあり、約60社のスポンサーで退会や減収のスポンサーなどで1億数千万円の減収となりましたが、新規スポンサー6社が獲得でき約9,000万円ダウンに止まりました。
  2. 入場券ですが、やはり日曜開催の影響が大きく、遠方のクラブとの対戦は、ビジターサポーターの来場が極めて悪く約9,000万円の減収となっております。
  3. Jリーグの配分金(放送権見合い)は、J1が2億3,000万円に対して、J2は6,000万円となり、大きな減収となっております。これは、クラブではコントロールできるものではありません。
  4. グッズは昨年の悪天候や成績不振で前年(2012年)より大幅に減収となっておりましたので、何とか昨年レベルまで同等に成ってきました。特に本年はJ2での初対戦クラブのホームサポーターの現地でのグッズ購入が伸びて来ております。岐阜、岡山、愛媛などは通年の5倍以上のアウェイグッズ収入となった会場もありました。ECサイトも充実させて、通販も強化したいと考えています。
  5. ファンクラブは、ガンバ大阪のファンのベースとなりますので、前年キープは非常にありがたい事です。さらに顧客満足企画を考えて行きます。
  6. その他の収入は昨年の天皇杯2位(5,000万円)や、移籍金などがありましたのでこの様な金額になっております。
    総額では約5億円が減収となったので、様々なリストラを実行し、経費削減、構造改革なども実施しております。

ここでは、新規スポンサーを紹介しておきます。
シップヘルスケア様は、地元吹田での起業もありJリーグと同じ20周年の企業でも有り複数年で契約を頂いております。また、既存スポンサーの増額頂いたスポンサー様も、ガンバの期待(J1復帰)を頂いていますので、頑張って成長をして行きたいと考えます。

クラブの成長戦略は、大きく二つ有り、
(1)新スタジアムでの収益拡大、と
(2)アジア戦略があります。
特にアジアでもASEANでのガンバ大阪のプレゼンスは非常に追い風になります。

これは、アジア戦略のプレゼンですが、サッカーは最大の人気スポーツです。
そして、人口は上位のサッカー人気国で、日本人口の4倍の4.7億人もいます。
これを活用し、看板スポンサー、グッズ、テレビ放送権獲得を目指して行きたいと考えています。

このアジア戦略は2012年から本格化し、
Jリーグ本体が、各国のリーグ間でパートナーシップ協定を締結しています。
タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポールとまだまだ展開をしていくと思います。

Jクラブもそれぞれのクラブが提携を結んでいます。これは、チーム強化もありますが、アカデミーの強化にも繋がっています。トップチームは春季キャンプにアセアン各国で実施し、現地でのスポンサー拡大や、日本におけるクラブの責任企業とも連携を図っています。
われわれも遅れを取るわけには行けません。

これは、インドネシアでの参考資料です。特に日本のサッカーに関する、ASEANでの定量的な調査報告はありません。ただ、インターネットで検索すると、日本におけるサッカーは、キャプテン翼の南葛FCが1位であります。次の人気はありがたくガンバで、2008年のACLチャンピオンや、世界放送されているトヨタカップでのVSマンチェスターユナテッド戦の試合イメージに好感を持って頂いています。

アジア戦略は、3つの狙いがあり
(1)アジアからのファン拡大
(2)現地スポンサー拡大
(3)現地でのメディア露出拡大があります。
これに向け、来年度より積極的に推進が必要と考えております。

広報・メディア露出については、
応援番組は、地上波での『ガンバTV』の継続があります。毎週の放送は困難になりましたが、月1回の30分拡大放送となり、さらに充実をさせたいと思います。
また、スカパーでは応援番組の『GAMBA FAMiLY』が展開され、試合中継と、クラブコンセプトを存分に展開していきたいと思います。
以前からホームページの課題がありましたが、別のサイトとして動画を中心に魅力を出せる『動画PCサイト:GAMBA-FAMiLY.NET』を充実させています。アクセス数も歴然と違いガンバの潜在的ファンの洗い出しになっております。
SNSは、フェイスブックを中心にガンバの情報発信を充実させていきたいと思います。みなさんからのご意見も頂戴したいと思います。

試合中継は、スカパー様が独占放送をすると、ローカル地上波でも放送は出来ません。このスカパー様からはJリーグのパートナーとして多額な放送権(その中からクラブにJ配分金原資)を頂戴しているので、バランスを取って行きたいと考えます。スカパー様の充実を図れば、さらに配分金が増額されますのでご理解いただきたいと思います。
先程の動画PCを紹介しましたが、2014年には統合させて魅力ある『ガンバ大阪オフィシャル・ホームページ』にして行きたいと思います。

選手の受傷についての質問ですが、
メディア各社にはクラブリリースを発信しますが、離脱期間や復帰時期などは公表しておりません。選手への負担(早期に直さなくいけないと焦ったり…)も大きくなるのでご理解ください。

入場抽選会についての質問ですが、
現状の開門3.5時間前に『大気列抽選会』を実施し、1時間前に『列整理』を実行しています。この『列整理』に皆さんがストレスを感じているのは理解しておりますが、最終的には"皆様方のモラル"が重要と考えます。この列整理を実施しているときも、列への割り込みが散見される現状があります。悲しいですが何度かクレームも聞いております。これが皆様方でコントロールが出来れば不要になると思います。
あと2年間はこのスタジアムで自由席を取り扱うので、ご理解をお願いしたいと思います。
受動喫煙の課題について、
可能な限り、スタジアム全面禁煙が望ましいと考えますが、少し施設の充実も必要と考えます。ただ、子どもさんへの配慮のないスタジアムは問題ですので、改善に向けて実行を致します。

観戦環境の問い合わせについて、
最近は、異常気象による対策が必要となってきております。ゲリラ豪雨、落雷、突風など20年前の運営マニュアルでは対応が厳しくなってきております。Jリーグが昨年からウェザーニューズ様と連携を頂いているので、詳細情報が入手可能となり、非常に役立っております。観客の皆様の安全に取り組んで行きたいと思います。

質疑応答

それでは質疑応答に移りたいと思います。
時間に限りがありますので人数を制限させて頂き、約10名の方で質疑応答をおこないたいと思います。
まずご質問のある方は挙手して頂ければ、私の方が当てますのでお名前をおっしゃって頂いてから質問をして頂きたいと思います。
だいたい3~5名まとめて質問頂いてから回答をさせて頂きます。
いろいろとたくさん聞きたい事があるかと思いますが、一人1問で必ずご協力ください。
ならびに、スタジアムについてはこの後スタジアム説明会を行います。
そちらの方でも質疑応答の時間を設けますし、説明で質問の回答があるかと思いますので、スタジアムに関しては今回はご遠慮頂きたいと思います。それでは今から質疑応答に移りたいと思います。質問のある方いらっしゃいますでしょうか?

ミズグチです、宜しくお願いします。
先ほど2013年度のチームコンセプトが強化部長の方から説明があったんですけど、この中に具体的策、さらにはクイックビルドアップという項目があります。
その中で、とくに若手選手のセンターバック・ゴールキーパー・ボランチの起用・成長が必要条件と書いてあるんですけれども、センターバックは西野選手が起用されて活躍されていますね。
ボランチでは内田選手が起用されてかなり成長されていると思いますけれども、ゴールキーパー、ここのポジションだけは今一名の選手だけがスタメンで出場して、ほぼサブのチャンスが無いという状況です。本当にここですね、ゴールキーパーの若手の起用・成長というところはどう考えられているのかというのをお聞きしたい。特にスタメンとサブの力の差が本当にあるのかどうかというのを、このへん私はちょっとよくわからないので、説明していただければと思います。

ありがとうございます。では続けて他にご質問ある方いらっしゃいますでしょうか?

茨木のニシノと申します。
今、マスコミに出てるんですけど2015年から2シーズン制になるんじゃないかという話があるんですけど、ガンバ大阪としては反対して頂きたいと思うんですけど、聞くところによると10億円くらい収入が増えそうなんですけど、10億円を20チームで分けても5,000万ですよね。
年間5,000万をガンバが貰えたとしてもリーグの理念と言うか信念というか、そういうものが低下する事によってファンが外れてくる可能性もあると思うので、今の野球を見てても、チャンピオンズリーグも1年目は盛り上っても、今は全然盛り上ってないように思うので、そのへんガンバとしてどのように考えているのかお聞きしたいです。

ありがとうございました。では、続けて質問のあるかたいらっしゃいますでしょうか?

京都市から参りましたオオウチと申します。
本日はこのような場を設けていただきありがとうございます。私の方からは運営面の件で1点ご質問させていただきたいんですけれども、美味G横丁の開業時間ですね、こちらが全試合通じてキックオフの4時間前でずっと固定されておられると思います。とくに夏期の試合ですね、これは入場前の抽選の時間がキックオフの6時間前とかに集合すると、だいたい12時とか13時といったお昼時になります。当然万博の環境ですので日照の関係で熱中症リスクのすごく大きい時間帯ですので、全店舗その時間に合わせてというのは難しいと思うんですけれども、冷たいドリンク等々の販売に関して数店舗だけ先行でというかたちで来季以降の運営の見直しを検討して頂けないかと思いまして、この1点だけご質問させていただきたいと思います。

ありがとうございました。続けて他に質問のある方いらっしゃいますでしょうか?

オカダと申します。
今年のミーティングは非常に明るい雰囲気で、前回までとは本当に様変わりしたなと。冒頭の社長も「J2ですから」と自分自身を揶揄されてるような入り方で非常に明るく、チーム状況もこれから非常に展望が開けているということもあるんでしょうけど、この雰囲気でこれからもチーム並びに会社の運営をお願いできればと考えております。
質問なんですけど、チーム面というよりも経営面に近いかもわかりませんが…。
チーム力の強化やそれに対する目標、あるいは具体的な方策、それに対しては先ほどのプレゼンで細かい部分までご説明いただきましておおまかに理解できたんですけれども、ちょっと気になりましたのが、プレゼンシートでホームでの観客動員が平均値マイナス2,000人、それから年パスもダウン、それからファンクラブのダウン、この先J1への昇格、それからJ1での優勝、あるいはACLでの優勝、世界に向けてと先ほどもおっしゃってましたけれども、前へ前へと進んでいくんですけれども、そうした中でJ1復帰、これはもう既定路線であると我々も捉えています。スタジアムもできる、これはもう既定の路線です。当然そこでは観客動員、サポーター数のUPは見込めると思うんですね。それ以上にその他にいかにサポーター、観客を増やすかというところが、皆さんの今日のプレゼンの観点から全部抜けてるんです。やはり基本は足元。世界戦略、それによる増収・増益、それも必要だと思いますけれども、足元をきちんと固めないと。今セレッソさんのサポーターがかなり目に見えて増えています。テレビの画面を見ていても、スタジアムに行きましても、そのあたり他チームに足元をすくわれないように、ガンバ大阪としまして、いかにこのサポーターを自身の企画・努力によっていかに作るのか。どこまで目標値を持って行くのか?そのあたりを明確に、今の段階でわかる範囲で結構ですのでご説明を頂戴したいと思います。以上です。

ありがとうございました。それではいったん最後にしたいと思います。どなたか最後1名いらっしゃいますでしょうか?

ヒロタと申します。よろしくお願いします。
今シーズン、ホーム、アウェイ16試合消化していますけども、アウェイの方が勝率69%、ホームの方は50%ということで、勝率が約20%ホームの方が低いという事なんですけれども、原因がどこにあると考えていらっしゃるのか知りたいです。原因がわからなかったら来年J1に上がっても上位を目指すのはちょっと厳しくなるのではないかと思っているんですが、そのへんを説明して頂きたいと思います。よろしくお願いします。

ありがとうございました。それではここで一旦質問を終了したいと思いますので、マイクをスタッフが預かります。

それでは強化の観点でのご質問について回答させていただきます。
まずゴールキーパーの成長は絶対に必要だということに関してですけど、これはとくに昨年つくづく感じた課題であると。とくにゴールキーパーというのは特殊なポジションです。他のポジションと違って経験というのが非常にものをいうポジションだと思っています。チーム全体をコントロールするポジションでもありますし、勝負がかかった時に一番信頼できるプレイヤーを使いたいという心理になるのが監督の心理だと思うんですね。
その中で今シーズン、我々の大目標が一年でとにかくJ1に復帰する、その中で勝負にこだわる、そういった試合をやっていかなければいけない。そういう中で経験のある藤ヶ谷選手がほとんど試合に出ているわけなんですけれども、それはそういう意味で起用している。
ただ、言われるように、そこにその選手を追い越す能力のある若手が出てこないとチームというのは存続しないと考えています。そのための経験をどういう形で積ませてあげられるか。
例えば昨年、今年とガンバ所属の河田選手、J2のチームから、今年はJ1のチームへレンタルさせて経験を積ませている。彼もそういう意味で、うちでは出れないけれどもよそで経験を積ませて来年以降…というような絵を描いてあげるとか、それと合わせて今年もう11年目になりますけれども木村選手。こういった選手の存在も大きいです。彼はここ一番というときには力を発揮してくれるということで契約を延長してきた選手でもありますし、彼らの成長というのは本当に必要だと思っています。
監督によって最終的にどの選手を使っていくか、監督として一番コンディションのいい選手を使っているというのが今の現状であるということで、選手の起用に関してはそういう風に理解して頂いて、ただ選手の指導、成長に対する施策についてはそのようなことも考えながらやっています。というようなところでよろしいでしょうか?

今はJ2なので今は起用のチャンスがあると思うんですけど、来年J1に上がって若手を出せるかと言うと出せないですよね?

J2だからチャンスがある、そういう意見もあるとは思いますが、ゴールキーパー一人をとらまえればそうかもしれませんが、チームとして11人で90分試合をやるわけで、その中の一つのピースが非常に重要なゴールキーパーという特質なポジションなので、チャンスを与えるというのも大事かもしれないんですが、バランスを崩さずに戦うということもチームとしては重要だと思っているので、若手を育てなければいけない、とくにゴールキーパー、ボランチ、センターバック、これは現場スタッフとも共通理解のもと今年は間違いなくやってます。日常のトレーニングからマルキーニョスコーチが若手を別トレーニングしたり、いろんな事をやって仕掛けはしていますが、なかなか実践の場にチャレンジさせるというところまで来れてないというところです。

それと最後のご質問にありましたホームゲームとアウェイゲームの勝率の件ですね。
それに関しましては、先ほどの私のプレゼンの中でも説明があった通り、戦績表・節別動向の中で特に第1クールの7試合、ここでですね、ご覧のように京都戦(これホーム)左のほうに三角でHと書いてあります。これホームゲームです。第1クールの京都戦・横浜戦・千葉戦・東京ヴェルディ戦、全部三角なんですね。引き分けです。
この第1クールで本当にホームでの勝ちきるって事が出来なかった。その要因は先ほどのプレゼンでも言わせて頂きましたけども、このカテゴリーが下のカテゴリーとは言え、その環境に慣れるその対戦相手のスタイルに慣れるまでに相当時間がかかったと、我々が求める今年やろうとするスタイル・チームコンセプト・ゲームコンセプトそれがなかなか徹底できなかったのがこの第1クールであったと。ですからホームだから、ホームで引き分けが多かった要因はそういったところ、第1クールであったというふうに分析はしてます。ですからホームだから引き分けが多かったその原因はと言われたら、この環境に慣れるまでに時間がかかったのが第1クールで引き分けが多かったと。

で、宜しいですね。
では続いて他の質問に対してよろしいでしょうか?

はい、すいません。あの、3つ目の大内様の質問。美味Gの時間ですが、今回特に夏期期間に関しては設営等のところで早めに出来る可能性はありますので、来年に向けて対応をさせて頂きたいと思います。ただ、例えば2時キックオフとか早めのキックオフになりますと、早く開けてもなかなかお客さんが来ないという現状もありますので、ナイトゲームの夏期期間に関しましては6月中旬~9月中旬くらいのJリーグ夏期期間に関してはそこで何らか対応をさせて頂くように業者さんと調整したいと思います。

西野さんのご質問と岡野さんのご質問2番目と4番目のご質問お応えします。
まずは2シーズン制ということでございまして、新聞紙上でも何度も何度も出ておりますけれども、ほんとにシンプルなまとめです。

Jリーグにはですね、もっと長い文章をいろいろ出してまして、チームの観点から、アカデミーの観点から、サポーターの観点から、いろんな観点から総合しましてということをちょっと抜粋でありますけれども、事業の観点としましては、やはりメディアへの露出が大と、前半後半でチャンピオン・チャンピオン、総合チャンピオンを決めるということで、露出は上がるだろうということで収入は上がるというのが大前提の論議であります。サポーターの皆さんはこの辺がまだ理解出来てなかったという事もございますので不満もあるかなと。ただ、チームの方からしましても、やはり競技の公平性、本当は1ステージでやっぱりチャンピオンはチャンピオンだろうというあり方がヨーロッパでも主流でありますので、これが本当のチャンピオンという事でありますし、短期で勝ちを取りにいかなければなりませんので、チーム編成も大変ですし、アカデミーもありますように、育成の観点もですね、やはりパフォーマンスと良い選手を使われて長期で選手を育成とか起用という観点が減るということで、どうみてもこの辺はデメリットが多いなという事でございます。そういうことをJリーグにはきっちとお話をしまして、結果としましては、ガンバ大阪は曖昧な三角と書いてますけども、やはりJリーグ全体が収入が上がらない、実は2008年からJリーグ入場者数と収入が若減してます。このままいったらテレビ放映も減り、収入も減り、Jリーグ全体が維持できないという課題がありまして、そのあたりを皆さんにご説明が十分出来てなかったということで、この2・3週間ですねだいぶ報道が出てると。その中で最終、今週もですねJリーグの委員会がありまして40クラブが一応採決っていうんでしょうか、意見を述べてJリーグがまとめたという格好です。月末にJリーグの理事会というのがありまして、そこで最終決定されるとうことで、ガンバ大阪はこういう表現をしてます。ポストシーズンについては課題も残るがJリーグの最終決定に従うということで申しました。

で、試合はどうやるんだという話しも一部出ておりましたので解説しますとですね、年間を通じての勝点1位が1番左手ですね、こことチャンピオンシップをですねポストシーズンで行うと。そう、一緒になった場合、ちょっと待ってください。その前に、前期の1位と後期の2位、後期の1位と前期の2位がまず櫓を組んで戦ってトーナメントでスーパーステージの勝利を決めると、ここと年間勝点1位が戦うと、当然1位1位1位と取るところもありますね。そうすると2位と2位が戦って、そことやるということになるので、試合数が2試合になってしまう。全部バラバラですと最大4試合があるということで、2週間の間に最大4試合で真の年間優勝者を決めるということが1番良いアイデアかなと、もう何十通りも出ましたけども、この辺が1番の落ち着きどころかということの報道がこの前出されたということでございます。
宜しいですか?あんまり宜しくないですか?ちょっと解説になりました。
あと、横山さんのご質問も本当におっしゃるとおりですね。
顧客をどう増やすのか、足元、どういう風にサポーターを増やしていくのかということに関しては本当に経営課題です。基本的な話をしますとクラブの価値というのは何かと言うと、これJリーグで定義をしてますけども、有名選手がいて、この選手たちがパフォーマンスを如何に出来るか?という価値と、それと試合の観戦環境、これを掛け算すると、これがクラブの価値という風に一般的には言われている。したがってガンバ大阪としましては、代表選手も2人おりまして、元代表選手もおりますし、著名であるという事からするとそこそこの価値は高い。あと、観戦環境に関しましては皆さまには大変ご迷惑をかけてますけど、やっぱり屋根はないしトラックも遠いし飲食も十分でない。美味Gでカバーしてますけれども。したがってガンバ大阪の喫緊の課題はスタジアム環境を改善することだと。やはり19,000人で満員になりますから、20,000人以上、あるいは代表戦しようとすれば40,000人必要ですので、是非この環境を変えようということで自ら募金を集めて自ら建てようということでございます。したがって新スタジアムが建てれば、これがすべてじゃないですが、お客さんにもっと足を運んでいただけるし、容量も増える。かつ選手の年俸もそんなにカットしているわけではございませんし、まだまだ強化していきたい。それと再三出てますように、アカデミーから優秀な選手を育て上げて、ローコストで育て上げて、やはりトップの選手にするということがやはりパフォーマンスが良い事ですので、この辺は地道にやっていきたいということをみんなが説明したつもりでございます。

はい、それではもう1回質疑応答のほうをさせて頂きたいと思います。少し時間の方が押してますので、3名で切らせて頂きたいと思いますが質問のある方いらっしゃいますでしょうか?
挙手にて、では後の方。

東大阪から来ました高村と申します。よろしくお願いします。質問のことなんですけど、今に西鉄旅行さんがやってはるオフィシャルのアウェイのバスツアーの件について1つ要望というか、質問というか、そういうのがあるんですが、来週の松本のアルウィンのアウェイバスツアーに僕参加させてもらうんですけども、3年ぶりに参加させてもらうんですけど、前参加したときは近畿日本ツーリストさんがやってはったと思うんですけど、今に西鉄旅行さんになってはるんですけど、基本な形として、行きは新大阪に集まってそっからバスに乗って試合会場まで行って、試合観戦して、帰りも新大阪で解散という形をとってると思うんですけども、今この行きは新大阪の集合で良いと思うんですけど、帰りのことなんですけど、僕が東大阪でもあるし、僕の友人で泉大津に住んでるガンバサポの方もいらっしゃるんですけども、新大阪解散を出来たら難波くらいまで延ばしてもらえたら非常に助かるんですけれども。それと、ちょっとサポーターのツアーの料金なんですけれども、正直自分で個人で予約して会場に向かうのと西鉄さんがやってる料金でほとんど差が無いというか、場所によってはちょっと西鉄さんの料金設定より個人で予約した、個人でバスとって予約したほうが安くいけるって所も出てくる場合もありますので、出来れば料金のほうも、もう少しお安くして頂けると大変助かると思いますんでその辺のご検討をよろしくお願いいたします。

はい、ありがとうございました。続けて他に質問のある方いらっしゃいますでしょうか?じゃあ、そちらの女性の方どうぞ。

すいません。コイマと言います。最近「すいたん」が万博に来てガンバを一生懸命応援してくれてるんですけども、「すいたん」とガンバのコラボグッズっていうようなものを今後予定されることがありますでしょうか?宜しくお願いします。

すいません。ありがとうございました。では最後になりますが質問ある方いらっしゃいますでしょうか?じゃあ1番後の方。

すいません。上野山さんはいつ帰ってくるんですか?

ごめんなさい。お名前よろしいでしょうか?

井上と申します。

こちらで質疑応答のほうを終わらせて頂きたいと思いますので、回答をさせて頂きます。

はい、すいません。最初の西鉄さんのツアーですがオフィシャルスポンサーという形になりますので、そのところで組んでいただいております。お客さまの利便性を含めて、コストパフォーマンスもというところで、担当者に伝えて良きものにしていければというふうにお伝えしたいと思います。2つ目グッズなんですが、グッズに関しましてはコラボレーションは可能かと思います。過去近いところでいきますとガチャピンと遠藤選手とか食い倒れ太郎とガンバのユニフォームとか、いろんな形でありますので、それに関しましては吹田市さんが持っている、それに関する著作権がそのデザイナーの方がすいたんさんはまだ把握出来てないんですが、その方と我々のクラブのところでのコラボレーションは可能かと思います。通常ですとグッズに対するロイヤリティが何%という形ですが、それは募金団体のほうにまわしてもらうというのも可能かと思いますので、コラボグッズというのは可能ではあるかと思います。
こめんなさい。「すいたん」の件なんですけども、私が担当をしていた時は「すいたん」の肖像権は非常に厳しいというのを担当の方が言われていて、グッズとかも自由にならないと聞いてましたので、伊藤の説明のあったとおり、それが変ってれば別だと思うんですけど、もしそうなった場合ちょっとガンバというよりも向こうの契約の問題もありますので、ちょっとそこがすぐに対応できるか、確認をしてみないと分かりません。

井上さんのご質問。上野山さんはいつお帰りですか?というご質問ですが、人事のことに関してはちょっとここでは申し上げれないんですが、上野山さんはご存知の通りJリーグでアカデミー・育成に非常に力を発揮しておりまして、理事待遇のポストでございます。5年にもなりますので、ガンバとどうするかとというのは、Jリーグとの駆け引きというのでしょうか?この辺の調整をまもなくやってまいります。以上でございます。

それではこれでサポーターミーティングを終了させて頂きます。ありがとうございました。続きましてスタジアム説明会を行いますので、そのままご清聴の程よろしくお願いいたします。

以上