SUPPORTER

サポーター

第10回サポーターミーティング

2013年3月16日(土)第10回サポーターミーティング

2012年総括

皆さんこんにちは、大変ご多忙の中、このように多くの皆様にガンバ大阪のサポーターミーティングにお越しいただきまして、誠に有難うございます。私は、一月に代表取締役に就任しました、野呂でございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まずもって、サポーターミーティングを開幕前に行うことが出来ずに申し訳ありませんでした。今後は、年に二回、春と秋にきちっとサポーターミーティングを行います。今年はJ2での興行となり収入も大幅に減少しますので、開催場所もホテル阪急エキスポパークから、この競技場に移しました。
大変窮屈で申し訳ございません。スライドを2面置いていますが、そちらに注目して私の話を聞いていただきたいと思います。

まず2012年、昨年のクラブを総括しますと、皆様にはシーズンを通してずっとご心配をおかけしましたことを本当に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。

総括としてましては、色々な課題がございました。一つ目は監督の選定ミスです。これについては、皆さんに何度もご説明をしているので、割愛させていただきます。
二つ目は春季キャンプで体力づくりを十分に出来ずに、チームコンセプトも構築できませんでした。三つ目は課題である年齢・ポジションのバランスがとれたチーム編成が確立できずに、J1で最多得点を取りながら、J2に降格となりました。サポーター・ファンの皆さまには本当に申し訳ございませんでした。

しかしJ2降格が決まった無念を晴らす戦いぶりで天皇杯では元日決戦まで勝ち残り、ガンバらしさや意地を見せてくれました。国立競技場には一万人を超えるファン・サポーターが応援に駆けつけてくれました。歓喜溢れる中、選手も死力を尽くしてくれました。勝利の女神こそ微笑ませんでしたが、互角の戦いで天皇杯準優勝となりました。テレビでも多くの観戦をしていただき、本当にありがとうございました。

ガンバ大阪中期戦略

ここで少しガンバ大阪の中期戦略のポイントのお話をさせていただきます。

ずばり、ガンバリバイバル宣言であります。ご覧のように、2013年にはガンバ新体制でJ2優勝を目指し、スタジアム着工いたします。2014年まで募金活動を延長させていただき、募金を集めたいとおもっております。この年には、J1復帰し、上位を狙います。やはり、ACLに再び挑戦できるポジションまで上がりたいと思っております。2015年には4万人収容の新スタジアムを完成させて、J1優勝を狙ってまいります。

地域にいかに貢献していくかということですが、ガンバ大阪が地域の財産となり、ガンバ大阪のステークホルダーであります、地域住民、ファン、サポーター、スポンサー企業、各種メディア、そして、地域企業、商店街、自治体の皆さんにガンバ大阪がキーとなり、さらなる地域力を向上させて参ります。そして、新たな付加価値が加わり、ガンバ大阪のステークホルダーの皆さまがWin-Winの関係になるように、精進してまいります。

募金活動ですが、この一年はスポンサー企業中心に活動を行い、個人に対しては一部のみなさんにしか活動が出来ておりませんでした。募金活動をもう一年延長させていただき、今後は面拡大を図りたいと考えています。まず、選手、スタッフ、フロント、すなわちガンバ大阪が一丸となってご覧の関係の皆様に募金活動を展開してまいります。当然このファン・サポーターの皆さん、後援会の皆さん、市民の皆さん、役所関係、商工会議所の皆さんに対して募金活動を展開してまいります。

2013年取組

2013年の取り組みについてご報告いたします。

まず、監督選定は複数の中から厳正に判断しまして、ガンバの攻撃サッカーと、選手をバランスよく指導できる方、豊富な監督経験と実績を持つ方、また若手育成に長けている人選で長谷川監督を招聘しました。すでにグアムキャンプや宮崎キャンプでのトレーニングをHPでご覧頂いていると思いますが、チームの雰囲気も仕上がりも良くなってきたと思います。2点目として、チームは一年を通して強固なフィジカルの向上を目指して、攻守にわたりバランスの取れた体制を構築してまいります。3点目としまして、昨年の戦力を維持し、さらにチーム編成を充実させてきました。厳しい戦いではありますが、J2優勝、一年でJ1復帰を果たす所存でございます。チームに関しては強化本部の梶居から詳しくご説明いたします。

スタジアム関係の説明も少し行いたいと思います。募金状況現在108億円のめどが立ちました。最終140億円の募金を目指しておりますが、まず、120億円のめどを立てて、4万人収容のワールドカップクラスの国際試合が出来るスタジアムを着手したいと思います。3月までが募金期間でしたが、国税庁に延長申請を行いまして、認可がおりました。したがって、もう一年募金活動を行い、来年3月には募金完了いたします。建設の状況は現在環境アセスメントの評価書を提出中でございます。これが完成後、行政手続きを行い、秋には着工できるよう進めてまいります、2014年3月に募金活動を終了しまして、2015年には竣工しまして、吹田市に寄贈をする予定でございます。
新スタジアムについての説明はこのミーティング終了後に行いますので、ご参加よろしくお願いいたします。

スローガンであります。「復活~さらなる進化を勝ち取るために~」クラブ全体の力が試される重要な一年です。再びJ1で優勝争いをするため、もう一度アジア王者に輝くため、なによりも皆さまの期待に応えるため、さらに進化した強いガンバ大阪を取り戻すこと、すなわち、復活であります。2013年勝負の年、心して戦い抜きますので、さらなるご支援をよろしくお願い申し上げます。私からは以上です。

強化本部・梶居

それでは、続きまして強化本部梶居よりチームについての説明を行わせていただきます。

こんにちは。強化本部の梶居です。昨年は大変悔しい思いを皆さまにかけまして本当に申し訳なく思っております。昨年末から今年の一月にかけて、私自身も何が足りなかったのか、しっかり考えて、今シーズンをどのように戦うかということを、新しい監督、指導者、スタッフと話をしました。そこで、今シーズンの戦い方を決めてキャンプから取り組んでおります。その内容の説明とその前に昨年度の総括ということで、先ほどの野呂の説明と重複するかもしれませんが、総括と今シーズンのチームコンセプトを説明させていただきます。

これはあまりみたくない資料ですが、昨シーズンの戦績表です。天皇杯こそ何とか準優勝ということで結果というものを残せましたが、リーグ戦、ACL、ナビスコ、この公式戦において、年間トータル15勝しか出来ませんでした。15勝22敗11分ということで、大きく負け越したシーズンです。本当に皆さまの期待を裏切った結果となり、申し訳なく思っております。

先ほども話があったように、これはチーム総括です。まず監督の人選から入りまして、チーム編成、それとシーズン初めのチーム作り、キャンプでのチーム作り、これらが全て後手を踏んだ対応になってしまったため、J2降格という最悪の結果の要因と総括しております。

それでは、チームとしてなぜ結果が出せなかったのか、という説明ですが、チーム戦術、それとコンディショニング、コミュニケーション、この3点でチーム分析を行っております。まず、戦術面、ここにつきましては、個人に頼りすぎて、チームとしての決め事が非常に不足していた、ということ。コンディショニングでは、90分走りぬく体力、フィジカルが不足していた、特に、昨年の夏場までの前半戦の戦いぶりを見ていると、本当にフィジカル不足のため、後半に入ってから急に足がとまって、そこを簡単にやられてしまった、ということが非常に目立ちました。それとコミュニケーション不足、声が出ない、あるいは出さない、ということでミスに対するアプローチが非常に少なかった、危機管理ということがチームとしても不足していたと分析しています。これらが負のサイクルとなって、なかなか結果が出せなかった、というシーズンだったと分析しております。では、そういった昨年の反省をふまえて、今年どう戦っていくか、ガンバはどういう戦い方を目指しているか、ということを説明させていただきます。

こちらにあるように、チームコンセプトとしてはまず全ては1年でJ1にあがる、そのためにやるんだと。そして、あがるだけではなく、圧倒してあがる、そういう思いを持ってあがるんだと。そしてこの厳しいJ2という環境の中で、より強く、たくましいチームとなってJ1に必ずあがる、というコンセプトをもって、今シーズンを戦う。そのためのキーワードとしてより強く、早く、そして激しく、タフに、それと連動と組織性。これをキーワードとしてチーム全体に今落とし込んでいるところです。
ここからはチームの今シーズンの具体的なチーム作りの方向についての説明をさせていただきます。まず今シーズンの目指すチーム像、どういうチームにしていくか。これについては新監督である長谷川監督とも昨年12月の時点からどのように立て直すか、という話し合いを持つ中で、このようにしていきたいと話をしました。当然、ガンバのスタイルというものを生かしながらやはり立て直す必要がある、ということで選手編成におきましても昨年戦ってくれた既存の選手を何とか慰留する、というところからスタートしました。

今シーズンの目標は、個人に依存しない、誰が出ても同じサッカーが出来るチーム作り、これを今シーズン目指すチーム像としています。そして、具体的な数値目標、これも設定しました。勝ち点を90、これはここ数年の統計ですけれども、J2の優勝ライン、優勝チームの勝ち点ですね。大体。80から85くらいの数字になっています。そういう意味で、先ほどのチームコンセプトでも話をした通り、ただ上がるだけではなく、圧倒してあがる、という目標に向かって高い数値目標をあげています。この90という数字は今シーズンJ2のリーグ戦は42試合ございます。その42試合を6つのグループにわけ、7試合毎に5勝2敗ペースで進みトータル90を目指す、具体的な数字を選手にも叩き込んで目標に向かって突き進んでいくということで今シーズン戦っていきたいと思っております。

ここからは具体的な、戦術的な話にもなりますが、これはゲームコンセプトです。どのようなかたちでガンバがやろうとしているのか、どのようなサッカーを目指してるかということをもう一度整理したいということで、攻撃、攻撃から守備、守備、守備から攻撃、それとセットプレー。この点によって、この基本戦術をシーズン通して全選手に浸透させていく。そういうチーム作りを行っていきます。
たとえば、攻撃面につきましては、ゴールを意識したボールのポゼッション。ただボールを保持するだけではなく、必ずゴールを意識したボールのポゼッションをする。攻撃から守備に関しては、ボールを奪われた地点でのディフェンスへの切り替え、こういう意識ですね。守備に関しては早く正しいポジショニングを取る。このような基本的な戦術、これをトレーニングの中からチームにしっかり落とし込んでいく。

先ほどのゲームコンセプトは、皆さんも今年に入って練習場、あるいはキャンプを見られた方もいらっしゃるかもしれません。その中で、実践をしております。どのようにこれを落とし込んでいくかということで、長谷川監督も直ちに実践してもらえるよう、キャンプからやってもらっています。たとえば、クイックビルドアップという点では常にトレーニングでもそうですが、ビデオ撮影をしております。そのビデオをミーティングでチェックし、そしてその反省点をトレーニングでまた生かして、修正をかけていく。そして試合に臨むということを一週間のサイクルで必ずいれております。それと戦い方の幅をつくるということで、今シーズン、J2リーグはJ1とは違って、代表の試合があるときにもリーグ戦を戦わなくてはなりません。そういうことで、今野・遠藤選手が今回も選ばれましたけど、6月になりますと、コンフェデレーションズカップで5試合ほど彼らは抜ける予定です。彼らがいないときにどのような戦い方をするか。これはキャンプのときから彼らがいないとき、あるいは退場者が出たときにどう戦うか、いろんなことを想定したトレーニングを今行っております。メンバー構成につきましても、今シーズンは若手の選手が出てきたり、これまでになかったような組み合わせをしたり、ポジションの変更があったり、いろんな形でチャレンジしてくれるシーズンになると思いますので、期待してみていただきたいと思います。

コンディショニングにつきましては、昨年まででしたら、フィジカルコーチの元、素走りというか、体力づくりのためだけのトレーニングを取り入れていました。しかし、今シーズンに関しましては、ただ単に走るだけでなく、常にボールを持って、あるいは対人、対敵、ゲーム形式などで、フィジカルを鍛えるということに取り組んでいただいています。あと、コミュニケーション、これにつきましても、本当に雰囲気が変わりました。何が変わったかというと、選手だけではなく、監督、コーチ、その他スタッフ、現場に立つスタッフ全員がとにかく声を出しています。そういったスタッフ陣が声を出すと、選手も出さざるをえない、そういう雰囲気になっています。チームとしては非常にいい形でキャンプからシーズンインしているととらまえています。ただ、今私が説明をしましたチームの考え方、取り組みの成果が出てくるのはまだ先になるかもしれません。正直いって、すぐに成果が出るとは私もそう甘くは考えていません。しかし、こういったこれまでになかった取り組みを続けることで、今シーズン終了後には、皆さんに本当に昨年悔しい思いをしていただいた倍以上の喜びを与えられるチームになっていると確信していますので、そこまでぜひ辛抱強くチーム作りをやっていきたいと思っております。

最後に、私どもは昨シーズン、変えること、続けること、この難しさを大きな教訓として得ました。J2降格、という非常に厳しい現実を突きつけられましたけれど、2015年、新スタジアム元年を目指しまして、強く魅力ある新生ガンバ、これをぜひ皆さんにお見せできる、これを強く確信しています。そのためにも精一杯戦ってまいりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
以上です。

アカデミー本部・二宮

皆さん、こんにちは。アカデミー本部の二宮です。
それでは、今からVTRを含めて、約10分間の説明をさせていただきます。
宜しくお願いします。

内容ですが、昨年度の総括、そして、今年度の取組という大きく2つです。

昨年度の総括ということで、最初に約3分間、大会を中心としたVTRをご覧いただきます。

<VTR放映>

昨年度の総括と致しまして、まず、ジュニア小学生ですが、全日本小学生サッカー大会8人制の大会で約300チーム参加の中で第3位という成績を収め、スクール生からジュニアユースへ3名昇格できました。

次に、ジュニアユース中学生ですが、日本国内初の3冠を達成しました。ナイキプレミア世界大会では世界第2位、その中心選手8名がユースに昇格しました。
次に、ユースですが、プレミアリーグ昇格を大きな目標としておりましたが、関西プリンスで優勝し、昨年12月のアルビレックス新潟戦1-0で勝利しまして、今年度は西日本のプレミアリーグに参戦します。

Jユースは第2位、AFCU-16の大会に2名参加することができました。しかし、残念ながら、昨年3年生9名おりましたが、トップチームに昇格することができませんでした。この反省を活かし、日々選手育成をしていこうと思っております。

もちろん、選手を指導する指導者も大切です。
クラブにおきましては、年間約40回、指導者の研修会をして、コーチング能力の向上に努めております。

グラスルーツ、地域貢献、社会貢献という部分もありますが、ゴールキーパークリニック、おとなクリニック、そして茨木・吹田で保育園の訪問をしております。また、Gスカンビオを行い、出来るだけ早く社会復帰できるような取組もしております。

2013年度の取り組み

次に、今年度の取組です。

アカデミーとしては、サッカーという才能、特技を利用して、秀でた人間の育成を図っていきたいと思っております。その結果として、トップチーム、日本代表、世界といった大きな目標を達成できると思います。当然、トップチームに上がれない選手もおりますが、社会に出て通用する、貢献できる、そういう立ち振る舞いも教育していきたいと思っております。

ガンバ大阪、追手門学院共同での育成、人間教育として、ガンバ大阪ではサッカーを通じて体育、追手門学院高校では知識、知育、そして、寮では徳育ということで、知育、徳育、体育という人間教育を追手門学院と寮とガンバ大阪が一体となって行っていきたいと思います。

ユースの練習環境整備ですが、2012年度は練習時刻が夕方6時スタート、関西4クラブでは一番遅い練習時間帯でした。今年度から、全員が追手門学院生となることによりまして、水曜と金曜は3時30分前後、木曜と金曜は4時30分前後に、練習時刻が早くなっております。それによるメリットとして、サッカーに真剣に取り組める環境が整備できます。
生活サイクルも夜型から昼型に移行して、学習時間の確保、睡眠時間の確保、練習時間の確保、サテライトへの練習参加が可能になると思います。
現状は1面のグラウンドで、中学生、高校生約100名が練習をしておりますが、今年4月から先にユースが練習して、終わった後にジュニアユースということで、1面で100名が練習するという環境を改善でき、サッカーに真剣に取り組める環境が整いました。

今年3月下旬から、スペインの大会にジュニアユースは参加します。そこで、バルセロナと対戦する予定です。ユースにつきましても、スペイン他ヨーロッパで遠征する計画をしております。そこで世界基準の体験をさせていきたいと思います。

ユースの目標としましては、大きく3つ、プレミアリーグ西日本での優勝、そして東日本1位のチームとチャンピオンシップで戦い優勝。クラブユースの全国大会で優勝、Jユースカップで優勝と3大タイトルにチャレンジし獲得したい。そして、勝ちながら、選手を育成していきたいと考えております。

ジュニアユースは、ナイキプレミア、クラブユース、高円宮と追われる立場ですが、引き続き強いガンバ大阪をアピールしていきたいと思います。

今までは選手育成という話をしておりましたが、ガンバ大阪と致しましては、スクール拡大、そして、グラスルーツの構築ということも力を入れております。

4月から枚方でスクール、そして、おとなクリニックを開講します。現在、豊中スクール、万博スクールがあり、3つ目のスクールとして開講します。場所は、パナソニックアリーナで週3日、大人クリニックも月2回を開催していきます。

グラスルーツということで、大人クリニックが非常に好評で、Gスカンビオ、選手と一緒にするサッカー教室、保育園の訪問、そしてゴールキーパークリニックをさらに地域に根ざして活動していきたいと思います。

簡単ではありますが、説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。

事業本部の課題について

  1. 広報業務の取り組み
  2. 試合運営の課題解決
  3. その他

1.広報業務の取り組み

1-1 露出拡大に積極的に取り組む
1-2 WEB、SNSサイトの最大化を目指す

クラブから情報発信を積極的に展開したい。クラブ広報・チーム広報ともに露出効果を高める活動を実施したい。TV(地上波)は、取材対応での露出や、応援番組『ガンバTV』、また、公式ホームページ(web)のインターネットも充実させる必要が急務。今後は、デジタルコンテンツ強化(ユーストリーム、ユーチューブなど)も活用したい。

2.試合運営の課題解決

2-1 昨年、Jリーグ最終戦 VS 磐田
   試合終了後のサポーター居残り行為
2-2 先行入場

Q

昨年最終戦の@磐田での『サポーターの居残り行為』

A

試合会場のルール(Jリーグ統一とクラブ独自)がある。居残り、居座りなどは迷惑行為であり他クラブに多大な迷惑をかけた。クラブとしても、ルールを逸脱したので『厳重注意』を与えた。また、『モノの投込み行為』があり、個人を特定したので、入場禁止処分を科したい。現状の試合会場ルールは、出来る限り無くしたい。来場者のモラル、マナー向上をお願いし、世界一の安心なスタジアムを目指したい。

Q

先行入場の運用

A

他クラブでは、サポーターが実施例もある。過去、場外に入場口付近に場所取りガムテープ貼りで競技場側に迷惑をかけた。また、前日からの場所取りで警察の撤去指導も受けた。このスタジアムは他団体も利用し、陸上大会では、このテープによるケガ人も出た事もあり、そこでサポーターの依頼もあり、クラブが先行入場を管理している。本来なら、完全指定席はベスト。
ただ、現状のスタジアムでは、屋根も無く、自由席で安価に観戦環境を対応したいので自由席としている。われわれ、運営スタッフの配置、時間帯を考慮すると、6時間前に抽選会を実施、1時間前に列整理している現状がベストではないと認識している。可能であれば、サポーター同士による管理を希望するが、現在は過渡期でクラブが運用するが、今後の対応も皆様からの運営への意見を生かしたい。

2-1 Jリーグ開催時のルール

2-2 先行入場について(現状)

お客様の要望から、入場順番の抽選を実施。一番の問題解決は、全席指定席?にするか

  • 開門6時間前に 『待機列抽選』
  • 開門1時間前に 『列整理』
  • 開門時間となり 『列整理後、ご入場』

※皆様の協力、モラルが無ければ成立しない。

3.その他

荒天時の対応
昨年は、異常気象によるゲリラ豪雨、落雷、暴風など、現状のマニュアル改定や運用実施に注意しながら、安心・安全の試合運営で顧客満足を高めたい。場外での美味G横丁は、好評だが、混雑緩和、列整理の見直しが必要。また、エコ活動において学生活動へのご理解を頂いているが、さらにレベルを向上させたい。

スタッフ・ボランティアへの協力
J2になり、クラブスタッフも事前準備を7時間前から実施。アカデミーがボールボーイも実施。市民スタッフ・ボランティアをさらに拡大させて行きたい。

質疑応答

それでは、今から質疑応答にうつりたいと思いますが、その前に少し皆さまにお願いがあります。質疑応答は15分間、時間を設けたいと思いますが、例年同様5名の方に質問していただいて、まとめて各担当のほうから回答させて頂きたいと思います。質問のある方は挙手のうえ、指名させて頂きますので立って、お名前を言った後に質問をお願いしたいと思います。またいろいろと聞きたいことあるかと思いますが、1人の方でたくさん質問をされると、なかなか多くの方いきわたりません。出来るだけ多くの方の質問に対応させて頂きたいと思いますので、質問される方は1人1点で必ずご協力頂けたらと思います。それでは今から15分間、質疑応答のほう時間をとらせて頂きたいと思います。質問のある方は挙手にてお願い致します。

Q
  1. イノウエと申します。梶居本部長に一点。去年の秋から、去年の秋もサポーターミーティングを開催して、補強の問題なんですけど、GK(ゴールキーパー)の獲得とレアンドロの問題、それだけお応えしてもらいたいなと。
  2. ミズグチです。宜しくお願い致します。昨年低迷に陥った原因というのは、監督選びが根本的なものがあったと思うのですが、この監督選びのミスっていうのがなぜ起こったのか?これを起こした強化部、今後どのようにして、強化部の強化がないとですね、来年・再来年ですね、Jリーグ上がってまた優勝を目指すてことは出来ないと思います。このあたりどう思われているか聞かせてください。お願いします。
  3. ミチバタと申します。あの先ほど伊藤さんが言われてはったボールパーソンを今ユースの子たちがやっている。質問というより提案なんですけど、ボールパーソンをやってはるということなんですけど、他のチームのところやと本日のボールパーソンは●●高校の選手みたいな紹介をしていることがあるんで、もし良ければ、試合開始前にボールパーソン、ガンバユースの皆さんがやってますみたいなアナウンスが入るとやっぱり頑張ってるんやなとか、実地勉強にも兼ねてるんやろうけど、チーム愛を作ってるんやろなっていう事がサポーターやお客様にも分かると思うので、やっていただけたらと思います。お願いします。
  4. イノウエと申します。スマホとかの普及が多くなっているんですけど、スマホだとWiFiっていうのが出てきているんですけど、スポットとかカフェとかお店とかでスポットが出てるんですけど、万博記念競技場にWiFiを3社共通のを作って欲しいというのをお願いしたい。
  5. アトジです。昨年度選手の挨拶と言いますか、試合終了後の挨拶が非常にだらけてて、ダラダラと歩いている。あれ、どないかなりませんかね?ちゃんと挨拶させてください。お願い致します。
A
それでは、最初の質問に対して強化のほうからご回答・説明をさせて頂きます。まず家長選手・レアンドロ選手の移籍についてということで、実は昨年の夏からこの家長選手・レアンドロ選手ガンバのためにということで、きて頂いております。当然、所属元との契約が残っております。レンタルという形でなんとかガンバに来て頂いたという形になっております。シーズンがご存知の通りヨーロッパのシーズンと日本のシーズンではまったく違いますので、この契約期間というのが必然的にどうしても先方のシーズンに合わせざるを得ない。という形で中途半端な今シーズンの6月末までという形のレンタルになっております。この両名につきましては昨年うちに来て頂いた時点から先方クラブとも今年度、延長を含めた交渉を続けさせて頂いております。貴重な戦力と捉えております。ただ、先方のクラブと選手の契約条件の中身、あるいはガンバと選手との契約条件。そういったものをすべてクリアにしなければ、当然うまくいかない話ですので、その辺を昨年からずっと引続き交渉を進めているという状況です。
GKの補強。これは昨年から1つ大きな課題として上げられています。ということで昨年末からGKの補強については複数名の選手をリストアップして動いております。ただ、このGKのポジションというのは非常に難しいポジションだと思っておりますし、単に選手を当てはめれば良いというポジションではないと思っております。ガンバにきて正GKになりうる選手をリストアップして動いております。ただ、相手クラブもあることですので、なかなか出せない状況であるということもありながら、今現在も交渉中です。この春の3月28日第1登録ウインドウの締めになりますけれど、そこまでには正直申し上げますと間に合いません。そういうことで3名体制でGKのところはシーズンはスタートさせておりますけれども、この夏の移籍シーズンに向けての調査・交渉を引続き行っているという状況をご報告しておきます。
2件目のミズグチさんのご質問。監督選びのミスについてですけれども、これは何度も説明をしてると思いますけど、やはり10年やって頂いた西野監督ではなく、ロペス監督、監督のS級ライセンスを持ってないということで、セホーン監督、5戦にして今度は松波監督ということで、目先で短期的な監督選びをしたということが1番の欠点だったかなというように考えております。そういう意味では今度の長谷川監督はたくさんの中から人選をしましたし、兼ねて数年前から目をつけていたといったら変ですけども、そういうこともしておりました。先ほどご説明したとおり、やはりバランスよく育成が出来ますし、豊富な監督経験を持っておりますし、そういう意味では今の長谷川監督はぴったりなのかなと。今後も監督選びは短史眼的ではなくて中長期で考えて、加えてフロントのスタッフも強化しておりますし、シジクレイ・マルキーニョスも評価しております。そういう意味では強化本部が要でありますので強化本部自身も強化していくという今の意見を頂きましたけども、これに則って本年も来年以降の中期も考えております。ということでご理解頂きたいと思います。

3点目は、これはご意見で宜しかったでしょうか?試合開始前に●●高校の方ですとご案内するということで宜しいですね。あと、井上さんのスマホとかWiFiこれもご提案で宜しいですか。

最後、アトジさんの選手の挨拶。だらけてるではないかということに関しましては、すいません。私の指導が悪い分でありまして、昨日も遠藤キャプテンと選手会が今度変わるので内田選手会長と話をして、やはりお客様に対する挨拶が、90分試合以外で我々の評価されるところであるということで、本人たちも理解しております。その中でホームもアウェイも出来る限り本当にすがすがしい、試合が終わったら次の試合に向けてということなので、結果によってダラダラしているということよりも、すっきり挨拶ということで終わって頂きたいということで、そのところには理解して頂いております。本当に我々クラブの指導が悪いところでの、あとじさんの意見だと思いますし、我々スタッフもそこに帯同しながらバックスタンド・ゴール裏・メインスタンド・プラチナ席という形で回ってくる指導しておりますので、このようなご意見が出ないように私自身も主要スタッフとして、選手会ならびに選手に言っていきたいと思います。ありがとうございます。

 補足 
ボールパーソンで補足をさせて頂きます。今年から先ほどありましたアカデミーがボールパーソン・ボールボーイを行っているんですが、初戦3日の試合の30分前に紹介はさせて頂いております。ただ、今回からでまだまだご承知頂けてないと思いますので、それに関しては引続き行うと同時にもっと分かりやすく少しでも皆さんに知って頂けるように変えていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

Q
  1. コウノと申します。伊藤さんに質問です。先ほどの先行入場の件で、抽選があって、列整理があって、入場ということなんですけれども、去年から抽選制度は非常に良い制度だと私は感じています。但し抽選の後の列整理において少し負担が重いなと思っています。実際全員が抽選番号を引いて、並ばせるとなると、引いた番号によってそれだけで1時間かかってしまうことになります。6時間前に抽選があって、その後1時間半後に列整理があるので、すぐにまた列に戻ってとなるので、列に並んでばかりになる。今は、抽選の後の列整理はきちっと並んでいるので、1時間半後にあえて並ぶ必要がどうなのかなと思う。抽選がない以前であれば非常に良い制度だと思っていました。この再び並ぶ列整理が無くなると、時間の使い方も有効に使えるのではないかと思います。ご検討願います。
  2. ナカムラと言います。皆さんが買っているレプリカユニフォームにおいてですが、ガンバの場合は選手の番号をつけてる方が多くいると思います。他のクラブのスタジアムをみても、サポーターの背番号12番というのが、ガンバ大阪としてとても少ないと思います。他のクラブでは選手紹介の時に必ず「背番号12〇〇クラブサポーター」と言っています。ガンバはない。サポーター背番号の12番を軽んじてるのではないかと思います。あまり表には出てきませんので、ちょっと悲しく思います。12番目の戦士として戦っているのですから、同等の取り扱いをして頂きたいと思います。
  3. ウチダと申します。新社長の野呂さんにお尋ねします。前回の時に前社長に対し厳しいことを言ってしまいましたが、新社長になられて、最終的に万が一の時の責任の取り方について、野呂社長がとられるということで宜しいでしょうか?この時期にこのようなこと言って心苦しいですが、前任の方の話を聞いている限り、元監督の西野さんに関しては結果により解任という形になり、前強化部長に関しては強化部長を辞任しましたが、今もアカデミーの方で継続して残っている。責任をとってクラブから去るということはなかった。その辺に関して、前回の話を聞いた時には、監督に関して直近の成績を重視をしている、クラブスタッフにおいては、過去の栄光に縋って守ったという形をとったと思われる。この時期にこういうことを聞くのは心苦しいのですが回答をお願いします。
  4. タカムラと申します。宜しくお願い致します。私このミーティング開始時間に間に合いませんでしたので、最初の部分が聞けてませんでした、もし私の質問に対し同じ内容(二重)となれば申し訳なく思います。以前の新聞報道において、新スタジアム建設予定地の地下に陸軍の弾薬庫・武器庫が見つかったと報道があったと思いますが、この報道があって、これによるスタジアム建設に関して、工期の遅れをとる影響の可能性があるのか、その点が気になるので宜しくお願いします。
  5. オカダと申します。先ほどから明るい話題もあり、姿勢として素敵だと思いますが、巷で言われているパナソニックさんからのバックアップにおいて、本体が非常に経営的に追い込まれている状況で、残業手当など人件費のところまで手を付けている。このことを考えると、サポーターとしてパナソニックさんからどこまでバックアップが期待できるのか…。もう少し具体的に質問すると、どのような状態にまでなると、パナソニックさんがガンバへの支援を手を引くのか?この辺りご説明をお願いします。

タカムラさまのご質問に対して、スタジアム建設予定地の説明に関しては、このミーティング終了後にて、スタジアム建設グループよりご説明致しますので、このミーティングでは割愛させて頂きます。

A

コウノさんの質問に対して、6時間前(抽選会)という設定も適切なのかどうかとありますが、現状Betterであって、Bestではないと思っています。その次の1時間前の列整理において、現状皆さんからのご意見をお聞きすると、改善をした方が良いのではという意見もあります。ひとまず明日の試合では同じ形をとらせて頂き、皆さんから現場での意見をヒアリングをさせて頂いた上で、どのように進んでいくことがいいのかというところのお話をお伺いし、その中で要望などが出てくれば、全体として検討して参りたいと思います。現状のところにおいて、我々としてBetterな策だと考えておりますが、自分自身も皆さまの負担を考えると、ご意見を聞きながら改善策を見出していければと思います。

ナカムラさんの質問に対して、高いレプリカを購入して頂きありがとうございます。決して軽んじているわけではありません。Jリーグ開幕当初において、「12番の番号はサポーターの番号だ」ということでスタートしました。1993年のミズノのユニフォームでは1~11まで先発メンバー、12~16までがサブメンバーということで、色んな番号をつけて試合をするという固定番号ではない時代でした。いわゆるセリエA方式を使っていました。その後、自分の番号は「10番だ」という意見が出てきて固定式にした方がよいのではという動きになり、自分達の番号はクラブでつけましょうとなりました。1~35人いるのであれば、35番までを番号を用意するとなった。その後、現在では1番~50番までの番号となっています。0番も99番もだめというルールとなりました。現在では12番がサポーター番号ということで其々のクラブがやっている。12番を付けている方もいますが、12番の番号を販売するということも検討し、できる限り露出方法を探って検討して参りたいと思います。

大変貴重な意見をありがとうございます。社長の責任ということですが、就任して間もないことですが…。経営責任というところは重要ではあると思っています。まず、勝負の勝ち負けだけで辞任ということはならないと思います。経営的にクラブの運営がきちっと利益を出し、強いチームを作り上げるということです。先ほどガンバリバイバル宣言を掲げさせて頂きましたが、私の使命はガンバを1年でJ1に復活させることと、2015年スタジアムを建設させるという、言わば車の両輪だと考えています。クラブを強くすることも大事ですし、新スタジアムを作り、皆さんに4万人のスタジアムで、2倍の人に来て頂く、これを合わせて今からやらなければならない。この両方ができないとガンバの発展はない。私自身はこれに全うするということになる。少なくとも3年はかかりますので、3年は居座ることとなろうかと思います。しかし当然ながら、赤字になったり、クラブライセンスを失うこととなれば、責任をとることとなります。アカデミーの山本の話ですが、今日は欠席していますが、強化本部からアカデミー本部へということですが、皆さまから色々と厳しい意見を頂いております。現在アカデミーの強化もやってもらっているが、やはり他の道でも山本にはがんばってもらいたいと思っている。新スタジアムの募金活動も大事ですので、少ない人数でガンバはまだまだパワーが足りませんので、役員一同で一丸となって募金活動にがんばっていきたいと思います。

パナソニックの件において、直接パナソニックさんの方に確認頂ける方が宜しいかと思いますが、この厳しい状況で去年は7,650億円赤字、本年度も7,721億円の赤字の見込みで、2年間で1兆1,400億、6年間で2兆5千億の赤字を計上しました。私も昨年パナソニックを辞めましたが、少なくとも2013年はちゃんとしたスポンサーフィーをいただく事となりました。今後も継続的にスポンサーとしてやっていただくことと確信を持っております。人件費も削減・人員も削減しておりますが、そんな中で、(パナソニックとして)ガンバ大阪は大きなブランドでもあるので、支援をいただいています。但し、それに応えるだけのクラブの隆盛・ブランド力を保ち上げていくことが必要ではないかと考えています。

以上