SUPPORTER

サポーター

第2回サポーターミーティング

2009年1月29日(木)第2回サポーターミーティング

1月29日(木)午後2時より、万博競技場内会見場にて約260名のサポーターの皆さんが参加され「第2回ガンバ大阪 サポーターミーティング」を開催いたしました。金森社長との質疑応答のあと、参加されたサポーターの皆さんには引き続き、新体制発表・新加入選手発表記者会見も見学していただきました。

 金森社長 

本日は平日のお忙しい時間にもかかわらずこれだけたくさんの皆さんにお集まりいただきまして、感謝申しあげます。このサポーターの皆さんの熱意、パワーに昨シーズンは本当に後押しをいただきました。夏場に大変苦しい時期を過ごしたものの、秋以降徐々に調子をあげ12月にはACL優勝、元日には天皇杯優勝を達成いたしました。チームが苦しい時に、サポーターの皆さんの声がどれだけ心強いものになるかを本当に実感したシーズンとなりました。今年のスローガンは「SHOBU ~そして、ワールドスタンダードへ~」といたしました。どこまで行くのか予想がつかないまま勝ち進んでいった昨年と違い、今年は皆さんの期待を背負った上で結果を残すことが求められます。大変厳しいことですが、ACLの連覇、そして昨年成し遂げられなかったJリーグでの優勝を目標に掲げ戦ってまいりますので、今シーズンも引き続き温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

新スタジアムについて

  • 新スタジアムの話の進展はどうなっているのか。
  • エキスポランド跡地は候補地としてまだ可能性があるのか。
  • 車椅子にも優しいスタジアムを作ってほしい。

 金森社長 

現在、資金調達、場所選定で引き続き、関係各所と協議をすすめております。詳細についてはお伝えできませんが、もちろん車いすを利用される方々やお体の不自由な方々にも配慮して計画していきます。建設に向けヨーロッパへのスタジアム視察や、今季からはスタジアム建設に向けクラブ内に専門の部署も設けました。少しでも早く、皆さまにいいご報告ができるよう進めておりますので、もうしばらくお待ちください。

  • 「ファン」と「サポーター」の定義とは?(前回のミーティングで保留した質問)

 金森社長 

ファンとサポーターは同じと考えておりますし、スタジアムのいい雰囲気を作り上げるにはなくてはならない存在です。ファン・サポーターの皆さんからの声援で選手たちは鼓舞されます。選手たちはどんな場面でも精一杯走り、精一杯戦っています。確かに得点を決められなかったり、相手に得点を決められたりすることがありますが、精一杯やっています。もちろんプロですから結果が全てですが、一生懸命やっていてもいい結果がでない時こそ、ファン・サポーターの皆さんの声援が必要です。皆さんの力強い一押しを選手たちにお願いします。

サポーターミーティングについて

  • サポーターミーティング開催の日程について。集まりやすい週末を希望します。
  • 記者会見を見学できる機会はうれしい。

 金森社長 

第一の目的はサポーターからの話を聞くためのサポーターミーティングですが、今回は新チーム始動日と合わせて記者会見も見学していただく場も組み入れた開催といたしました。そのため平日の昼間という時間帯になってしまいましたが、それにも関わらず、前回の2倍近くの方が参加され、感謝しております。次回以降も日程を検討しながら、より有意義なものになるように検討していきたいと思います。試合開催日に実施することは考えておりません。

選手・監督に関する方針について

  • レンタル移籍中の選手の扱いについて。いつ復帰させるのか、選手を成長させて戻すという意識はあるのか。
  • コンディション不良の選手が日本代表に召集されることについて。断らないのか。
  • 海外移籍した選手の日本復帰に際して。オファーは出さないのか。
  • 選手の怪我の回復状況について十分な情報がない。
  • 西野監督との契約について。契約は行進するのか、日本代表監督に就任するのか。
  • シーズン後半の失速に対する対策について。
  • 新加入選手の獲得方針について。
  • クラブワールドカップで上位を狙うための補強について。
  • シーズン途中の移籍について。同じようなことが発生したらどうするのか。
  • 家長選手を復帰させないのか。
  • 昨年長期離脱した遠藤選手、播戸選手の体調管理について。

 金森社長 

前回の会議と同様、クラブの監督やスタッフなどに関する人事権、選手起用や様々な戦略、経営については確固たる方針に基づいてやっているので、皆さんのご質問にお応えするつもりはないと理解して頂きたいと思います。西野監督には絶大な信頼をおいてやっております。体調管理についてはクラブハウスの水質検査を実施するなど、十分配慮しています。

情報発信について

  • サポーターの重要な情報源である公式ホームページについて。見難いが改良されないのか。
  • 質問メールについて。返信がないが、ちゃんとチェックされているのか。
  • ガンバのサッカーが浸透していくためにはメディアでの露出が必要。メディア戦略について。
  • 奇跡の絆の取り扱いについて。着メロにはなるのか。

 金森社長 

公式ホームページは今回1月23日に、より見やすく分かりやすくリニューアルしました。またご意見を頂戴したいと思います。意見や質問はおおいにお受けしますが、乱暴な文章や匿名のメールにお応えすることは致しません。試合放映に関してはJリーグ全体の放映権契約でスカパー独占放送となっており、どうしても一般への露出が多くないのが現状です。しかし少しでも多くの地上波放送の可能性を探っております。ローカル情報番組などへの出演にも積極的に取り組んでまいります。奇跡の絆の携帯着メロは現在著作権の手続きなどをつめており、もうしばらくお待ちいただきたいと思います(2/26ドコモにてサービス開始)。場外のイベントやキッズダンスで使用し、徐々に浸透しつつあるかと思っております。

サービスについて

  • 選手到着時のボールの投げ込みについて。取り合いして危険だし、選手も試合に集中すべき。
  • シーズンパスの対象試合数が昨年に比べ減っている。ナビスコ、ACLの決勝トーナメントではシーズンパス利用者に何か特典はあるのか。
  • 選手のファン対応についてどのような方針か。練習場でファンが殺到すると危険なのでルールを設けてほしい。
  • シーズンパスに差額を払うと別エリアにも入場できるようにしてほしい。
  • 美味G横丁は楽しめた。もっと続けてほしい。
  • SS席、BOX-S席のシーズン席は毎年同じ席にして欲しい。

 金森社長 

ボールの投げ込みは喜ばれるサービスのひとつですが、危険性があるのも確かなので慎重に検討します。シーズンパスのご利用者には一試合単価にすれば大変お得な価格での観戦試合数を最低限(19試合)確保しています。ナビスコ、ACLの決勝トーナメントはプラスαとご理解いただければと思います。決勝トーナメントでは、一般と比べお得な価格での販売を予定しております。選手にはまずはグラウンドで最高のパフォーマンスを発揮するようにやってもらいますが、同時にファンの皆さんに支えられてのクラブ、選手であることを忘れないようにとも伝えています。練習や試合をご覧になる方にはご理解の上、節度をもって見守ってほしいと思います。練習場では、お子さまはもちろん大人の方にも安全に見学いただくようにルールがあります。殺到して倒れたりしないように注意しているが、皆さんのご協力なくては成り立たちません。別エリアへの入場に関しては入口で対応しておりません。券面にあるお席のみで入場お願いしたいと思います。シーズンシートは一年毎の販売であり、新たに入る方、やめる方、人数が増える方、減る方など、様々で、席位置に関して全ての皆さんのご要望をかなえて席を決めるのは不可能です。しかし家族同士、友達同士という方には、並びでご用意しております。

施設について

  • スタンドに屋根を取り付けてほしい。
  • スタジアムの老朽化、整備や安全対策について。
  • ピッチまでの距離が遠いので、臨場感がない。陸上トラックに仮設席を増設してほしい。
  • 万博競技場東駐車場での車上荒しについて。

 金森社長 

現状の万博競技場に増設で屋根や他設備を加えるのは、万博の地下に貯水池があるため構造上厳しいです。また、朽化も進んでいます。朝日ピッチサイドシートのような仮設のシートの増設は、予算的にも運営的にも難しいです。それよりも、一年でも早く新しいスタジアムが完成するよう注力していきたいと思います。新しいスタジアムは臨場感のあるものを目指したいと思います。現行の万博競技場での試合開催においては、万博記念機構と連携し、駐車場巡回を含め安全対策を高めてまいります。

ホームタウンについて

  • ジュニア、ジュニアユースとしてガンバ堺が活動しているが、なぜ堺だけホームタウンではないのか。
  • 北摂の4市にはガンバが浸透しているが、北河内地区への展開は?

 金森社長 

ガンバ大阪は‘97年から北摂北河内の14市3町をホームタウンとして活動しています。その中で特に吹田・茨木・高槻・豊中の4市を重点ホームタウンと定めております。大阪府全域をホームタウンとしていた創設当初から活動している名残で、現在でも堺ではジュニア、ジュニアユースの活動を継続しています。4市で重点的にホームタウン活動を展開していますが、まだまだ十分に溶け込んでいるとは言えません。今年は、4月より万博でのサッカースクールを開校いたします。まずは4市でしっかり土台を築き、将来的には北河内エリアにもひろく拡大していきたいと思います。

その他

  • ユースの強化について。海外遠征は行うのか。
  • ユニホームについて。アウェー試合をよく観戦するが、ホームユニホームの使用を増やして欲しい。
  • タイトルを獲得した場合のユニホームにつける星について。
  • 景気が悪くスポンサーのパナソニックでも人員削減と聞くが影響はないのか。

 金森社長 

ユースは今年の8月にスペイン遠征を計画しています。親善試合ではない真剣勝負の場を設け強化を図ってまいります。ジュニアユースも、国内ながらより多くの経験を積める機会を用意していきたいと思います。アウェーでは、青黒ユニホームをご覧になることは少ないです。これはもともとリーグ規定で色の組み合わせは決まっているもので、また青黒のユニホームを着ることでホームでしか見られない特別な雰囲気を作ることもひとつの目的であります。ただ、アウェーでも色がダブらない場合、いくつかの試合では青黒を使用しています。ユニホームにつける星は、3大タイトル(リーグ、ナビスコ、天皇杯)で星ひとつずつつけます。10個まで並べて10個貯まると大きな星ひとつに。ACLではACL用ユニホームにつけます。このところの不景気にはガンバ大阪も少なからず影響を受けておりますが、今シーズンより新たに、活力ある企業の皆さんにサポートいただくことも決定しております。これまでサポートいただいている皆さんも合わせて、大きな喜びをお返しできるように努力してまいります。

※当日会場での質問事項に金森社長がお答えした内容と共に、メールで寄せられたご質問にも併せてお答えしております。

以上